こども食堂

こども食堂に寄付できるものは?支援方法やおすすめの寄付先を解説

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日本では子どもたちの9人に1人*が貧困に苦しんでいると言われています。

また、ひとり親や共働き家庭では、保護者が仕事や家事に追われてしまうために子どもが充分な栄養の食事をとれない、孤食状態になるということも増えてきています。

さらに、親も子どもも近隣住民との繋がりが疎遠になり、孤立してしまうことが少なくないのも大きな問題です。

東京の八百屋の店主が貧困や親の多忙からご飯を満足に食べていない子どもが増加しているということを知り、自らが経営している八百屋の一角に子どもたちが食事をできるスペースを設置したのが「こども食堂」の始まりと言われています。

こども食堂とは、無料または安価で栄養のある食事がとれる場所のことです。家族揃ってご飯を食べることが難しい子どもたちに対し、共食の機会などを提供しています。現在は、この活動に共感する人々によって、全国各地にこども食堂が広がっています。

本記事では、子どもたちを救う「こども食堂」の運営の現状や、支援する方法について解説します。

*出典:2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省

こども食堂どはどんなものなのか?もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読下さい。
>>こども食堂とは?目的やメリット、これからの課題、支援方法などについて解説

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こども食堂はどのように運営されている?


こども食堂はNPO法人などの非営利団体によって運営されています。

近所に住んでいる主婦、料理屋さんの店長など、地域に住んでいる人々が
・孤食の解消や食育の推進
・無料もしくは低料金での食事提供
・こどもの居場所の提供
・地域の人々の交流の場の提供

などを目的として、自発的に活動を始める場合がほとんどです。

こども食堂の課題は?


多くのこども食堂が個人や小さな組織で運営されています。そのため継続にあたり以下のような課題が生じています。

・場所の確保
人が集まりやすい適当な立地で、ある程度の規模の会場が必要。無償提供してもらうことが難しく場所代が発生する場合がほとんど。

・スタッフの確保
こども食堂はボランティア活動の一環であるため、スタッフに賃金が発生しない。継続的に必要人数を確保するのが難しい。

・地域の理解と協力
貧困対策のイメージが強く、こども食堂に対する地域の理解度が低い

・安全衛生管理
調理に関わるスタッフが食品衛生管理やアレルギーに対する十分な知識を持っている必要がある

・食材の調達
安定的・継続的に必要な人数分の食材を確保するのが難しい

・運営資金の調達
上記の問題の多くは運営資金があれば解決する場合が多いが、組織が小さいため資金調達に人員が割けない。

資金面の課題は、継続的なお金の寄付により解決できます

私たちができる支援の1つとして、以下で「お金の寄付」を紹介しています。
>>お金の寄付をする に移動する

こども食堂を支援する方法、寄付できるものは?

私たちもモノやお金の寄付により、こども食堂を支援できます。具体的には以下のようなものが寄付できます。

  • ・お金の寄付
  • ・食料の寄付
  • ・食料以外の物品の寄付

寄付先は
・こども食堂に直接
・地域のこども食堂を取りまとめるNPO団体
・フードドライブ(食料の場合)

があります。

詳しく紹介します。

お金の寄付をする

NPOがこども食堂を運営している場合、NPOに寄付することで子どもの支援やこども食堂の運営費用に充てられます。特定のこども食堂に寄付したい場合は、開催時に直接問い合わせてみるのが良いでしょう。

また、日本全国のこども食堂を広く支援しているNPOもあるため、目的にあわせて支援する先を選ぶのが良いでしょう。

寄付方法は、基本的にWebサイト上から寄付の手続きができます。支払いはクレジットカード、口座振替のいずれかから選ぶことが可能です。

寄付は1,000円などの少額から行える団体が多く、「ちょっとだけでも力になりたい」と思う方にとって気軽に始めやすいのも魅力です。

小さなこども食堂だと、クレジットカードの自動引き落としや口座振替を利用した継続寄付を受け付けていない場合もあります。

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえは、こども食堂に対する支援を一旦集め、全国約6000のこども食堂をサポートしています。むすびえへ寄付することで、日本中のこども食堂を支援できます


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食料を寄付する

こども食堂に食料を寄付するには主に3通りの方法があります。

  • ・こども食堂に直接寄付する
  • ・NPO経由で寄付する
  • ・フードドライブに寄付する

詳しく解説します。

こども食堂に直接寄付する

地域で開催されているこども食堂に直接「食材、調理器具、調味料」などを寄付をする方法です。

ただしこういったものを寄付する際には事前に「いつ、何を、どれだけの量」寄付する予定を伝える必要があります。

食材には消費期限があり、鮮度も重要です。すでに食材が確保されているこども食堂に大量の食材を突然持ち込んでしまうと迷惑になってしまうことがあるのです。

こども食堂によっては「今、不足しているもの」「今は食材の寄付は受け付けていない」といったメッセージを掲載していることが多くあります。そういったメッセージを見た上で、事前に寄付の意思を連絡した上での寄付が望まれています。

NPO経由で寄付する

それぞれの地域にはこども食堂に携わっているNPO・NGOがあります。

こういった団体に寄付をすることで、寄付したものをそれぞれの開催場所に適切に配布してもらえるという方法もあります。

一度NPOを経由するので、傷みやすいもの、腐りやすいもの、生ものなどは寄付できません

事前にどういったものを寄付しようとしているかを連絡しておくと非常にスムーズに進めることができます。

フードドライブに寄付する

フードドライブは買いすぎて消費できないものや、もらった贈答品で余ってしまったものなどを持ち寄り、フードバンクを通じて必要としている人や施設に届ける活動です。

フードドライブでは以下のような食品を集めています。

  • ・飲料
  • ・米や餅
  • ・パスタやうどんなどの乾物
  • ・缶詰
  • ・インスタント食品やレトルト食品
  • ・調味料
  • ・菓子類

買いすぎや時期的な問題で余るものも含まれています。また、インスタントやレトルト食品、菓子類は贈答品としてもらい消費しきれないこともあります。これらの食品をフードドライブを行っている自治体などに持ち寄ることになります。

ただし、寄付することができる食品には
・賞味期限まで1カ月以上あるもの
・常温で保存できるもの(冷凍食品、冷蔵食品、生鮮食品は不可)

などの条件が設けられているため、予め確認して持っていくことをおすすめします。

また住んでいる自治体によってはフードドライブを行っていない可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

食料以外の物品を寄付する

食料やお金以外にも、こども食堂で使用する様々な備品が寄付できます。

  • ・調理器具や食器
  • ・食事に使用する椅子や机など
  • ・本やおもちゃ

こども食堂によっては、単に食事を囲むだけではなく、本の読み聞かせ等の独自イベントを盛り込んでいる団体もあります。このような要望がある場合は、本の寄贈も可能です。

汚れや破れがなく、書き込みなどがない綺麗な状態のものが望ましいです。また、対象年齢などをしっかりと伝えた上で寄付することも大切です。

いずれの物品支援も、寄付したいこども食堂が必要としているものなかどうかを必ず事前に確認しましょう。椅子や机、おもちゃは安全性も問われます。ホームページに必要なモノのリストが掲載されている場合は参考にしましょう。掲載されていなければ電話やメールで問い合わせてみましょう。

ボランティアスタッフとして参加する

「地域の子どもたちの力になりたい」という理由から、ボランティアスタッフとして参加することも可能です。

まずは、県や市町村のこども食堂の情報を集めたネットワーク団体のサイトなどで近くにあるこども食堂を探し、コンタクトを取ることから始めましょう。

こども食堂のボランティアスタッフも、家庭の事情などで入れ替わりは発生します。まずは問い合わせを行い、どんな支援が必要なのかを擦り合わせることが大切です。

こども食堂に寄付金を送る方法は?

こども食堂に寄付金を送るには以下の2つの方法があります。

  • ・継続寄付:毎月定額を寄付する
  • ・都度寄付:好きなタイミングで好きな金額を1回寄付する

詳しく解説します。

継続寄付

寄付をする際にはクレジットカードなどを利用して継続寄付が可能です。

継続寄付では、決まった額を毎月継続的に寄付するというもので、毎回手間がかからないというメリットがあります。

定期的、安定的、継続的に開催が望まれるこども食堂にとっては、継続寄付が貴重な支えとなります。

小さなこども食堂だと、クレジットカードの自動引き落としや口座振替を利用した継続寄付を受け付けていない場合もあります。

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえは、こども食堂に対する支援を一旦集め、全国約6000のこども食堂をサポートしています。むすびえへ寄付することで、日本中のこども食堂を支援できます


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都度寄付

まずは一度だけ寄付してみる場合には都度寄付を選択することが可能です。

銀行振込やクレジットカード、オンライン決済など多様な方法から選ぶことができます。

こども食堂を支援できるおすすめの寄付先団体

こども食堂の支援に取り組むNPO団体に寄付したい」と考えている方に向けて、おすすめの寄付先団体をご紹介します。NPOの専門家の注目ポイントも参考にしてください。

 

NPOの専門家:河合将生(まさお)さん
非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ:全国約5,000箇所の「こども食堂」と協働

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全国こども食堂支援センター・むすびえ

むすびえはこんな人にオススメ!

  • ・子どもにとって食べることは大事だと思う人
  • ・子どもの頃から多様な価値観に触れる方が良いと思う人
  • ・子どもが食を楽しめる社会になって欲しいと思う人

むすびえは、各地域のこども食堂ネットワークの支援、社会に貢献したいと考えている企業・団体と協働でこども食堂の支援、こども食堂に関する調査・研究を行っています。

こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくることをめざしています。

寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!

  1. こども食堂の実態・効果・課題の調査や、協力関係にある全国の地域ネットワーク、企業や団体との連携協働を通して全国のこども食堂を応援している。
  2. 食材や物品を提供する企業や支援者の情報が一旦むすびえに集まることで、全国のこども食堂に対して公平に情報が届けられる
  3. 「こども食堂全国箇所数調査」や『こども食堂白書』の出版など団体自らが行う調査研究が充実している。全国のこども食堂の状況を知りたいと思ったらまず、むすびえの調査に目を通すのがおすすめ
寄付金控除の対象団体です

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こども食堂に食料を寄付するときの注意点は?


こども食堂に食料を寄付する場合には、細心の注意を払う必要があります。
食品については、傷みが少ない新鮮なものを寄付することが大切です。
この項目では、数ある食品の中で、継続的に必要な食料について解説します。

お米

日本人の主食であるお米は、消費量が多くなります。
私たちのエネルギーや脳の発達には欠かせない食べ物であり、子どもたちにとっても重要な栄養源になります。

麺類

うどん、そば、スパゲッティ、フォーなど多種類の料理を提供することができます。
麺類は子どもたちにも人気がある食べ物です。

野菜

人参、ジャガイモ、玉ねぎなどはあらゆる料理に使いやすい野菜です。
それ以外にも、珍しい野菜などは子どもたちが興味を持つきっかけになります。

生鮮食品

肉、魚、卵、牛乳などの生鮮食品は、子どもたちの体を作るのに大事な栄養になります。

粉物

小麦粉・片栗粉・米粉・パン粉など、子どもたちと一緒にパンを作ったりすることで、単に食事をする以外にも素敵な時間を共有することができます。

油・調味料

味噌、醤油、塩、砂糖などは料理をする上で欠かせないものです。

カレーの素などの調味料も、調理の支援となる大切なものです。

果物・お菓子

子どもたちが大好きな果物やお菓子。

食事に加え果物やお菓子があることで、子どもたちの心を満たす効果があります。

飲料

子どもたちが口にするペットボトル飲料、お茶パックなどは水分補給の際に必要です。

こども食堂に寄付して一人でも多くの子どもを支援しよう


今回の記事では、こども食堂の活動を支援する方法から、寄付できるものや寄付の方法について解説しました。

記事の内容をまとめます。

  • ・こども食堂へは、お金、食料、その他の物品の寄付ができる
  • ・こども食堂が抱える多くの課題は、お金の寄付で解決できる
  • ・こどもや地域の人たちが安心して過ごせる場所を維持するには、継続寄付がおすすめ

こども食堂は、多くの子どもが温かい食事を取るだけでなく、子どもを持つ親同士が繋がるコミュニティとしての機能も果たしています。しかし、「こども食堂」を始めたにもかかわらず、継続できずに活動を辞めてしまう団体もあります。

私たち一人ひとりがこども食堂の意義やこども食堂が抱える課題を理解し、支援を行うことから「こども食堂」という活動を、全国により広げていくことが大切です。

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寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。

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この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

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