提供:国連広報センター
30年前の1986年に、国連総会で「発展の権利に関する宣言」が採択されました。

この宣言がされるまでは、開発は経済成長と同一視されていました。

そのため開発という名の元に、人々が立ち退きや移転を強制されたり、貧富の格差が広がったり、自然環境が冒されてしまいました。

宣言の中で、開発という言葉が「人民全体の絶えざる進歩と福祉をめざす経済的・社会的・文化的・政治的な過程」と新たに定義されました。

国連では、各国の政府に自らの開発が国内外に与える影響に責任を持つよう要求しています。