提供:国連広報センター
1970年代、アルゼンチンの軍事政権化では、罪もない人々が政治犯として拷問を受けることが沢山ありました。

フアン・メンデスさんは、政治犯の弁護士として活動を始めました。

しかし、フアンさんはある日私服警官に拉致され、アルゼンチンに当時多数存在した、秘密拘置所の1つに連行され拷問を受けました。

フアンさんの拘禁は1年半もの間続いたといいます。

その後、人権保護を行うNGO、アムネスティ・インターナショナルが国際的圧力をかけてフアンさんはアメリカに亡命し、やっと家族と再会しました。

フアンさんは、人権弁護士として40年にわたり拷問廃絶のため活動し、国連の特別報告者を務め各国の現地調査を行っています。