これは、現在デザイナーとして活躍しているKENICHI TANAKAさんが、美術大学に通っていた2010年に卒業制作として制作した動画です。
ご本人はこのように説明していらしゃいます。
日本で生活していると、当たり前すぎて気づかない「不思議な事実」を、海外で生活した経験も生かし、外国人の視点から統計とともに映像化しました。
笑いつつも、「なんか不思議だな」と考えてもらえれば幸いです。
この動画では、日本の社会問題も非常に分かりやすく解説されています。
今まで知られていなかったことも、多くの方に知られるきっかけになるのではないでしょうか。
特徴、東京、食事、テクノロジー、水、寿司、愛、自殺の8つで構成されています。
例えば、食事についてみてみましょう。
日本人は、伝統的な和食から、中華、イタリアン、フレンチ、そしてアメリカのジャンクフードまで世界各国の料理を楽しむ、グルメな民族です。
しかし、この国の食糧自給率はたったの40%しかありません。
まさに外国頼みの食卓と言えますが、それでも人々は、年間2320万トンの残飯を捨てています。
それは、世界各国の慈善団体が1年間に行う食糧援助の合計590万トンの、実に4倍の量です。
ちなみに現在、世界では10億人が飢餓で苦しんでいます。
7人に1人は飢えている計算です。
4秒に1人が、飢餓が原因で死んでいます。
そして、その半分以上が、5歳以下の子どもです。
それでも日本人は、今日もおなか一杯食べ、食べきれない分は捨てるのです。
日本のグルメは大したものですね。
この内容は英語でも訳されており再生回数は4,300万回を越えています。
日本人として、どう感じますか?