提供:国連広報センター
ボコ・ハラムは、ナイジェリア北部に拠点を置くイスラム過激派組織のことです。

ボコ・ハラムによる攻撃で多くの被害が生まれ、隣国のチャドへ逃れた難民は1万8000人以上にのぼります。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)では、難民キャンプを設置してテントや食料を配給しています。

キャンプで避難生活を送る、ハワ・ナスラさんも、故郷の村がボコ・ハラムに襲われました。

逃げる最中に、ムハマド君という男の子と出会いました。

「銃声がしたので草むらへ逃げ込みました、この子の母親は撃たれて亡くなったんです。」

ハワ夫妻に助けられ一家と共に湖を渡って避難しました。

「わが子のように育てるつもりです。援助を受けながらこの子を守り抜いて、いつか父親が見つかれば息子を返します。」

このように、暴力によって親を失った多くの子どもたちが、難民となった他の家族に育てられています。

gooddoでは難民となった人々に、食料などの物資の提供や、医療活動を行う団体が多数参加しています。

ぜひあなたの力を貸してください。