提供:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
1994年4月から7月にかけて、ツチ族に対する組織的な虐殺が行われました。

ルワンダではこれまでも、フツ族(全人口の85%)とツチ族(14%)の抗争が繰り返されていましたが、その前年に和平合意が成立していました。

しかし、当時の大統領が何者かに暗殺されたことから、抗争が再燃し虐殺へとつながっていきました。

その結果、たった3カ月間で80万人が虐殺されました。

この事件は、人々が殺害されただけではなく、様々な被害が生まれています。

9歳のダマセン君は、栄養不良による発育障害が生じ、左側の手足に軽い麻痺があります。

しかし、貧しい家庭を支えるために日々、薪を拾ったり水汲みに行き、学校にも通えていません。

実は貧しい生活を送っている原因の一つは、大虐殺が関係していました。

ダマセン君のお父さんは虐殺の際に、父と5人の兄弟を隣人に殺されました。

事件の後に村に戻ってきましたが、家も財産も奪われてしまいました。

ダマセン君のような、子ども達を支える方法の一つとして、チャイルドスポンサーシップがあります。

1日あたり150円の寄付で、食事や教育、医療など必要な支援が届けられます。

ぜひあなたの力を貸してください。