2015年9月25日、「持続可能な開発サミット」のオープニングで、マララさんと193人の若者たちが世界のリーダーに対して、すべての子どもへの安全で質の高い教育を訴えました。
マララさんは、そこで子どもの教育についてこう述べました。
「教育は特権ではりません。教育とは権利です。親愛なる世界のリーダーのみなさん、私達に約束してください。全ての子供たちに約束してください。」
「勇気ある私の姉妹皿無に教育を約束してください。そして難民のこどもに、戦争では子ども達の学びを止められないと約束してください。」
こう力強く語る、マララさんには理由がありました。
イスラム過激派のタリバンの影響で、女性への教育が妨げられていた際に、10代前半だったマララさんはタリバンの主張が間違っていることをテレビやブログで訴えていました。
しかし、学校からの下校時にタリバンから銃撃を受けました。
治療した医者の話では、弾道が少しづれていたら助からなかったと言われています。
生死の境を彷徨った、マララさんはその後も、世界中で子ども達への教育の大切さを説いています。