提供: 日本ユニセフ協会
2014年、ケニアバリンゴ地区で洪水が起こりました。

この地区では、洪水が起こることで、想像もできない被害が起こります。

トイレの内容物が流出し破傷風などの感染症に罹るリスクが増してしまうのです。

感染症の中で特に警戒されているのが、破傷風です。

破傷風の症状としては、始めは肩が強く凝る、口が開きにくく、舌がもつれ会話の支障をきたすなどの症状がみられます。

しかし、歩行障害や全身の痙攣が起こります。特に酷ければ背中の筋肉が硬直、全身が弓なりに反るといった症状が起き、最悪背骨が折れることもあると言われています。

ユニセフさんでは、ケニアで感染リスクが高い60の地方自治体で、2014年3月21日から27日にかけ、無料の破傷風の予防接種を行いました。

各国で破傷風に苦しむ人々を減らすために、あなたの力を貸してください。