提供:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
地中海では年間4000人もの、移民、難民が水死しています。

さらに2016年度は6月までに、2500人もの死亡者がでており、前年よりも増加傾向にあります。

この動画ではとあるシリア人一家は粗末な小船に乗っていたため、おぼれかけました。

国境なき医師団さんの持つ救難船により、何とか救出されましたが、女の子は水を飲んでしまっていました。



なぜ移民、難民となった人々は危険を冒してまで地中海を渡るのでしょうか?

難民たちは内戦の終わりが見えないシリア(2014年の数値で388万人)、アフガニスタン(259万人)、ソマリア(111万人)の出身者が多いとされています。

地中海を渡った先にあるドイツでは、難民に住宅や食料を提供し、子供の通学が認められる場合もあるため、そこを目指す人々も多くいます。

しかし、地中海を無事渡ったとしても、移民登録に時間がかかるりするため、食料もなく、路上生活を続けて手続きをずっと待ちます。

感染症や皮膚病を罹ったりする人々も・・・



こういった状況を踏まえて、国境なき医師団さんでは、地中海にて救難船を出して国境を越えてくる難民の保護や、治療活動を行ったり、各国の難民キャンプで医療活動を行っています。

ぜひ、あなたの力を貸してください。