提供:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
1994年4月から7月にかけて、ツチ族に対する組織的な虐殺が行われました。

ルワンダではこれまでも、フツ族(全人口の85%)とツチ族(14%)の抗争が繰り返されていましたが、その前年に和平合意が成立していました。

しかし、当時の大統領が何者かに暗殺されたことから、抗争が再燃し虐殺へとつながっていきました。

その結果、たった3カ月間で80万人が虐殺されました。

虐殺の際に起きた被害はそれだけではありません。

首都から車で1時間ほどの村にマリアちゃんという少女が両親と暮らしています。



マリアちゃんのお母さんは虐殺の時、暴行を受けてHIVに感染しました。マリアちゃんも母子感染によってHIVを持って生まれてきました。

医師からは、エイズの発症を遅らせるために栄養ある食事が必要と注意をうけていますが、一家は貧困のため栄養のある食事をとることはできません。

栄養不良が続くとエイズ発症が早まります。

ワールド・ビジョンさんでは、農業を教えて自給自足ができるようにトレーニングを行い、食事がとれるように取り組んでいます。

ぜひ、あなたの力を貸してください。