モハメド・ホムシさん(35歳)は、元々シリア南部で獣医研修生として勤務していました。
その後、紛争の影響から、障がいを持つ両親、妻、そして5人の子どもたちとともにシリアから逃れて、ヨルダンにある難民キャンプに身を寄せています。
しかし、難民キャンプでは夏の暑さに伴い、細菌や寄生虫が増殖し、下痢になる子どもが増えていました。
そこで、モハメドさんは、自身の生活が困難を極める中、ユニセフ(国際連合児童基金)さんが行う保健に関する研修に参加しました。
そして、キャンプ内で保健ボランティアチームに参加し、病気の予防について各家庭で説明を行っています。
「子どもの命は、自分たちで守れるのだということを伝えなければいけません」
とモハメドさんは、力強く語ります。
ユニセフさんでは、難民キャンプで2〜4日間の研修を実施し、病気の啓発活動を行っています。
ぜひ、あなたの力を貸してください。