提供:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
この州に在住しているフセイナさんは、娘を出産した当時は、母、夫と暮らしていました。
出産4か月後に母を亡くし、その後夫は武装勢力ボコハラムに殺されたといいます。
現在は住まいを間借りし、家事を手伝うことで給与を得て生活していると言います。
しかし、娘まで体調を崩してしまい、薬が必要になりました。しかし、給料が月末の支払いのため、それまで薬を購入できません。
そこで、何時間も歩き国境なき医師団さんが運営する病院を訪れ、娘に治療を受けさせました。
フセイナさんの住む、ナイジェリア北東部のボルノ州では、武装組織からの暴力により50万人以上が避難生活か孤立状態にあり、食糧、医療、飲用、水、住居を必要としています。
ナイジェリアの人々に、支援を届けるため、あなたの力を貸してください。