シリア難民が多く避難するレバノンでは、栄養不良という静かな脅威が子どもたちを襲っています
シリア難民のトルキアさんは、集合避難所という場所で、夫と息子のほかに、10人もの難民と1つの部屋で生活しています。
1歳半の息子のアベドくんは、栄養不良に加え熱をだし、体がとても弱っています。
日本人の1歳半の男の子の平均体重が約8.5kg~12.5kgに対して、アベド君は体重が7キロしかありません。
苦しむ息子の様子をただ見ていることしかできないと、トルキアさんは語ります。
「子どもと一緒に住む家があったら。」
「子どもらしい普通の生活をさせてあげられたら」
「服や食料、必要なものを与えてあげることができたら。」
「子どもをを持つ親なら、だれもがそう願うはずです」
レバノンに身を寄せるシリア難民に対して支援活動を行うユニセフ(国際連合児童基金)さんでは、栄養不良の改善に向け、長期的な支援も実施しています。
ぜひ、あなたの力を貸してください。