提供:アニマルライツセンター
鶏の小春ちゃんは、国内の養鶏場でバタリーケージという檻の中で、飼われていました。

バタリーケージとは、ワイヤーでできたケージの中に鶏を入れ、それを何段かに重ねて飼育する方式です。



ケージの平均的なスペースは、縦22cm×横22cmにも満たず、人に置き換えると満員電車に乗っているのと変わらないと言われて、羽根を広げることも体の向きさえ変えることができません。

保護された当時は、病気で両目がふさがり卵も産まない為、殺処分されることが決まってしまいました。

その後、殺処分寸前のところでアニマルライツセンターさんによって保護され、治療を行った結果、目が開くようになりました。

砂浴びは、鶏の体についた寄生虫を落とし羽をきれいにし、そしてストレスを解消する行為です。

ようやく自由の身になったことを噛みしめるように、小春ちゃんは砂浴びをしています。