提供:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
シエラレオネで、救急車の運転士を務めるフォディさん。
舗装されていない道路を走って、病院まで搬送します。
運ぶのは身重の女性や緊急で手当てが必要な人々ばかりです。
57歳の産婦人科医ベティさんは、深刻な状態で運ばれて来る妊産婦の診察を行います。
「活動で最もつらいことは命の喪失を見ること。全員は救えないということです。」
「最も喜ばしいのは、活動報告書の成果を感じられたとき。」
「この仕事のやりがいは、無事に搬送すれば人命が助かることです。人の命を救えたのだと実感することなのです。」
2人が所属する、国境なき医師団さんのチームでは、担当している病院で参加部門が、周産期死亡率を61%も低下させました。