コートジボワールの首都から100キロ離れたところに、ラボという村でアタナスさんは保健員を務めています。
この村で保健員は、HIV/エイズから命を守るために重要な役割を果たしています。
住民により身近な存在として、カウンセリングを行い、エイズの検査を受診するように促したりします。
また、HIVに関する差別も人々を必要な治療から遠ざける原因になっています。
HIVに感染したことが分かった妊婦は、夫から見放されたり虐待を受ける恐れがあるため、打ち明けることができません。
保健員はHIVに対しての啓発も行い、正しい知識を地域住民に伝えることで、感染者の立場を守っています。
ユニセフ(国際連合児童基金)さんでは、各村で活躍する保健員の育成や、治療に必要な医薬品や機材などの提供を行っています。
ぜひ、あなたの力を貸してください。