提供:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
アルメニアに住む、ヴェカさん(50歳)は超薬剤耐性結核の患者と診断され闘病生活を送っています。

この病気は、標準的に使われていた結核の治療薬への耐性をもった結核菌が起こす病気です。従来使われた薬では治療ができず、治癒率は30%といわれています。

結核の治療薬は、50年もの間同じ薬が使われており、副作用も強いものでした。

ヴェカさんは副作用により、片耳がわずかに聞こえるくらいに聴力が下がってしまいました。

そんな中、3年前に新薬が登場し、患者に希望の光が見えてています。

国境なき医師団さんでは、これまで3万人もの多剤耐性結核の患者を治療しました。しかし、まだまだ治療が必要な人々がたくさんいます。

ぜひ、あなたの力を貸してください。