提供:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
結核は、世界人口の3分の1が感染しているとみられる病気です。

中でも、治療薬に耐性ができてしまった"薬剤耐性結核(DR-TB)"の問題が深刻化しており、全世界の症例数は60万件以上と推定されています。

この治療薬は、40年間変わっておらず、しかも強力な副作用を持っていました。

患者達は、「薬の服用後数時間は座っていることさえ困難」と語ります。

国境なき医師団さんでは、治療薬の開発を訴え続け、署名を集め、世界中に発信し続けました。

その影響もあり、2014年についに新薬が完成しました。

新薬は高価なため必要としている患者の2%にしか届いていませんが、国境なき医師団さんでは引き続き価格の適正化を求め製薬企業に働きかけています。

結核に苦しむ人に新薬を届けるために、あなたの力を貸してください。