提供: 日本ユニセフ協会
中央アフリカ共和国では、2012年に反政府組織の連合体”セレカ”がクーデターを起こし、首都バンギを制圧しました。

その後、大統領により”セレカ”は解散させられましたが、組織自体は解体されず、そのまま武装勢力として残っており、一般市民への弾圧などが起きました。

そして、武装勢力と行動を共にする子どもたちは、推定6,000人~1万人にも上ります。

この動画で紹介される、14歳の少女、イスマさんもその1人です。

「自分と対立する人がいたら躊躇せずに攻撃しました。悪口を言われたら銃で撃ったり怪我を負わせたりしました。」

「ドラッグを使っていたので、何も感じませんでした。まともな判断ができなかったのです。」

そう語る少女が、武装勢力から解放されたのは2年ほど前です。これから生きていくためには、様々な支援が必要です。

ユニセフ(国際連合児童基金)さんは、元子ども兵士たちの心のケアや家族との再会、職業訓練、地域との再統合などの支援を行っています。

子ども達が、もう一度人生を歩んでいくために、あなたの力を貸してください。