あなたの支援を待っている子どもがいます


子どもたちを取り巻く環境
日本の子どもの6人に1人が貧困。
あなたの周りにも「困っている」子がいませんか?
6人に1人の子どもが相対的貧困と言われている日本。決して低所得だから不幸という訳ではないですが、日本という国で子どもが育つ中ではとてもお金がかかり、経済的困難から様々な「困った状態」が発生することも少なくありません。わかりやすい衣食住の不足という物質的な部分だけでなく、様々な困った状態に派生し、その子どもが若者、おとなとなり新たな貧困を生むという連鎖を生み出して行くことになります。
さゆちゃん(仮名)の場合
「大人なんて信用しいひん。」そんな言葉をぶつけたさゆちゃんと出会ったのは、中学2年生の冬。保護者に無理やり連れられて、むすっとした顔をして学習支援の活動にやってきました。

中学校はほとんどいっておらず、成績はオール1、夜遊びを繰り返し昼夜逆転の生活を送っていました。「もうすぐ誕生日やし、たこパしよ!」 「今日、元気ないね。どうしたん?」そんな大学生ボランティアとのやり取りから、少しずつ素直な気持ちを話し始めます。「親が帰ってくるん遅いし、保育園のお迎えとか毎日行かなあかん。」 「高校に行きたいけど、うちなんか無理。周りもそう言ってる。」まずは一緒に高校探しから始め、遅れている分を取り戻そうと必死に勉強に取り組みました。

そして、無事に志望校に合格。 現在、定時制高校に通いながら活動を手伝いに来てくれています。

「うちも大学生にはやくなりたいなあ~」将来をあきらめていたところから、前を向き始めています。
解決するための取り組み
子育て支援・子どもの体験活動
毎日休みなく続く子育て…懸命にがんばっているお母さんお父さんを応援し、様々な居場所や遊びの場を提供しています。
例えば、0歳から3歳の子どもと保護者が自由に遊びに来ることができるフリースペースを運営や、就園年少児から小学3年生までの子どもたちが、学生や社会人のスタッフと共に年間を通じて野外活動や舞台鑑賞など、様々な活動をするなど子どもたちの成長をサポートします。

子どもの貧困対策
自分がうまく出せない。自信がない。学校にも居場所がない。家庭に事情を抱えている。

でも、行政のサービスが受けられるような重度の課題を抱えているわけではない・・・そんないわゆるグレーゾーンの環境にある子どもたちへ取り組んでいます。

例えば、子どもたちのための学習支援や、子どもの貧困の典型的な家庭である生活困窮、養育困難家庭(養育者の夜間就労、養育者の精神疾患など)、子どもだけで夜を過ごさなければならない家庭の子どもへの夕食・入浴・家庭学習・余暇の保証を行ったりもしています。



支援者の声

関係者の声

学校関係者の方より
学校の中では学校が子どもを支えたりはできますが、放課後や休日という部分で子どもを支えるには地域が大事です。気になっている子どもが学校では見せない表情を、活動で見せていて、とても元気をもらっているのだと感じています。
サポーターより
“夕食を家族と一緒に食べる”など自分が当たり前に経験してきたことが、できない環境にある子どもたちと出会い、活動当初はとてもショックを受けました。どのように子どもに接すればいいのか戸惑い、歯がゆい思いをしたことも少なくありません。参加を続けていく中で、子どもの気持ちに寄り添って考えることができるようになりました。できないことを「できるようにしなさい」と無理にさせるのではなく、「なぜできないのか、どんな気持ちになっているのか」と考えるように常に心掛け、子どもの気持ちを大切にしています。
寄付のお願い
あなたのご支援で、寂しい夜を過ごす子どもに
ほっとする一夜を届けることができます。
寄付での支援をお願いいたします。
例えば、
3,000円のご寄付で、
バランスのとれた食事、入浴、学校の勉強相談など、サポーターが子どもにつきっきりで夜を1晩(宿泊なども)過ごせたり、誕生日お祝い会などもすることができます。(活動日:のべ年間500回予定) 朝食を食べられない子どもの2週間分の朝食費になります。

毎月のご寄付によって、支援を必要としている子どもたちを1回だけではなく、継続的に支えることができ、子どもたちに寄り添った長期的で計画的な支援が可能になります。

あなたの支援を待っている子どもがいます

■お支払方法
※ソフトバンクの方は、毎月の携帯電話料金とともに寄付ができます。ソフトバンク以外、クレジットカードを利用した寄付となります。

NPO法人 山科醍醐こどものひろばについて
1999年から「山科醍醐こどものひろば」として、地域に住む全てのこどもたちが豊かに育つ社会環境や文化環境を充実させ、こどもたちの伸びやかな育ちに寄与できる団体を目指し活動し、現在前身から35年目を迎えます。

子育て支援事業、子どもの体験/文化事業、子どもの貧困対策事業、地域連携事業など様々な活動をしています。

団体名:
特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば

所在地:
京都市山科区竹鼻地蔵寺南町2番地の1

連絡先:
TEL : 075-591-0877

WEBサイト:
http://www.kodohiro.com/