提供:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
センゾ君は7歳の少年です。スワジランドでおばあちゃんと二人で暮らしています。

実はセンゾ君は、多剤耐性結核という治療困難な病気に罹っています。

多剤耐性結核とは、数十年もの間、使われていた標準的な薬への耐性をもった結核菌が起こす結核です。従来使われた薬では治療ができません。

センゾ君は毎朝1人で病院に行き、注射をうたれ、毎日14錠もの薬を飲み続けています。そして、この治療が2年間も続きます。

2013年度だけでも、世界で推定48万人が多剤耐性結核を発症しているとされています。

国境なき医師団さんでは、この病気の支援プログラムを作り、地域によっては、半年間受けた患者の85%は結核菌を追い払うことができました。

支援を続けるためにも、ぜひあなたの力を貸してください。