記事提供:ケノコト


世界有数の経済国家であり、2兆円にも及ぶペット産業が成り立つ日本。

だけど、動物にとって優しい国なのでしょうか。日本はドイツやイギリスに比べて動物後進国家だと言われています。

動物に優しい国になっていないのはなぜなのか。可愛い動物たちのために、わたしたちが出来る事は何なのか、一人一人が考えてみませんか?



日本のペット事情

少子化の続く日本では15歳未満の子供の数に比べ、ペットの数のほうが多くなっています。

総務省の発表によると、平成21年度4月1日時の子供の数(15歳未満)は1714万人で、28年連続で減少しています。

片や、犬猫の飼育頭数合計は、平成21年度では2234万頭と大きく上回っています(一般社団法人ペットフード協会調べ)。

ペットブームが久しく続く日本、どのようなペットがいてどんな暮らしをしているのでしょうか。

毎日478匹の犬猫が殺処分に


イギリスやドイツに比べると、動物後進国家と言われる日本。

「闇」の部分として、犬猫の殺処分があげられます。

ペットが高齢だから、離婚するから、子供がアレルギー、吠えるから、ブリーダー崩壊・・・、とさまざまな理由で行政に持ち込まれ殺処分されている現実があります。

減少しているとはいえ、毎日478匹の命がとても安楽死とはいえない状況(ほとんどの行政では二酸化炭素ガス処分*苦しみを伴う処分方法)で亡くなっています。
*平成23年度は17万4742匹が殺処分されています。:環境省調べ

365日で割ると、一日あたり「478匹」となります。

毎日128匹の救われる命も

片や、恵まれない命を救う活動も徐々にですが、実を結んでいます。

自治体によっては、収容された犬猫を譲渡する活動に力を入れる努力をしたり、保護団体が殺処分になる運命の犬猫をレスキューし、新しい飼い主さんを探す活動が活発化してきています。

もともとは保護犬だったが訓練され聴導犬として活躍するようなケースもうまれています。



動物のために支援したい


「救える命を助けたい」「動物のために寄付したい」だけど「どこにどうすれば?」

そんな優しい「キモチ」を寄付という「カタチ」で支援できるのが、オンライン寄付サイトアニマル・ドネーションです。

家族の一員として、愛情をたっぷりと受け、幸せに暮らすペットたち、そして盲導犬や介助犬として、人と深い絆を築く犬たちを助けたい。

人間の都合で不幸な道をたどる動物たちの手助けをしたい。そんな思いを胸に、必死にがんばっている人たちがいます。

そんな人たちへ、少しの寄付なら届けることができるかもしれない。そんな思いから2011年7月にスタートしました。

動物をこよなく愛する人たちの思い


アニマル・ドネーションは、動物たちのために活動する非営利団体を、多くの方が支援できる仕組みを作ることで、1頭でも多くの動物を救いたい、またそれを情報サイトにすることで、1人でも多くの方に日本の動物福祉の現状を知ってほしいという思いから、動物をこよなく愛するメンバーで活動しています。

動物関連の団体に限定したオンライン寄付サイトは「日本初」。

支援したいひとつの団体を選択することも、または全ての団体に等配分寄付することも可能であり、実際に寄付が何に使われたのかが判る活動レポートも配信されています。

2015年4月には公益社団法人として認定され、これまでの活動の公益性も認められています。



一人一人が考え、行動に移すことで少しずつ活動が実を結び始めています。

いつしか、すべての動物たちが笑顔でいられる国になること。

動物先進国といわれるような日本になれるように、あなたも一歩、踏み出してみませんか?

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