提供: 日本ユニセフ協会
ナイジェリアに住む、17歳のカディジャさんは、武装組織が街を襲った際に、組織に拉致され、1ヶ月もの間、監禁されレイプ被害に遭い、無理やり結婚までさせられました。カディジャさんは妊娠し、男の子を出産しました。

やがて、カディジャさんは組織から解放、保護されましたが、それだけでは終わりませんでした。

現在暮らしいている避難民キャンプで生活していると
「ボコ・ハラム(武装組織)の妻、近寄らないで!」
と他の女性から偏見の目でみられ、差別を受けます。

ナイジェリアでは、200人以上の女子が拉致され、すでに2年が経過しています。拉致から解放された女子が通常の生活を送ることも難しいのが現実です。

ユニセフ(国際連合児童基金)さんでは、性的暴力の被害者に対する偏見と戦い、拉致されていた人々を保護する環境を整えるためナイジェリアをはじめとする、各国の被害者や家族と協力して活動しています。

ぜひ、あなたの力を貸してください。