捨てられた犬たちは、各都道府県の動物愛護センターや保健所につれていかれ、その多くが殺処分となります。
殺処分は通常、炭酸ガスによって窒息死させる方法で行われ、かけがえのない命が、人間の身勝手により奪われています。
殺処分が起こる理由、それは「犬を捨てる飼い主がいるから」です。殺処分犬の多くは、飼い主が飼育放棄をし、捨てられた犬です。
殺処分ゼロのための3つの取組み
①災害救助犬・セラピー犬の育成
動物愛護センターから譲りうけた犬の中から、災害救助犬やセラピー犬を育成しています。救助犬は地震などの災害時にすぐに駆けつけ、瓦礫や土砂の中から1人でも多くの命を助けることができるよう、日々トレーニングに励んでいます。また、現在2頭が地元の福祉施設を回るセラピー犬として活躍しています。
②捨て犬の保護
殺処分ゼロを目指し、捨て犬や迷い犬の保護・譲渡を行っています。これまで568頭の犬を保護し、うち309頭の犬を飼い主に返還、または新たな飼い主に譲渡することができました。(2016年3 月末時点)
③犬と人の施設づくり
標高700mの高原で、計6000平米のドッグランやドッグカフェ、ドックホテルを運営し、人と犬のふれあいの場を運営しています。 大人も子供も犬も、一緒になって伸び伸びと大自然を満喫し、一生の思い出になるような最高の瞬間を共有していただける「楽園」を創りだしていきます。
実績
出典 : Peace Wanko Japan
ピースワンコ・ジャパンは、犬猫の殺処分数が全国ワースト(2011年度)だった広島県から、殺処分ゼロにすることを目指しています。2011年度、広島県で殺処分された犬は 2342頭。ピースワンコ・ジャパンはこの数字をゼロにする活動に取り組んでいます。 活動している神石高原町では、 殺処分をゼロにすることに実現しました。
そして、2016年4月1日から広島の殺処分対象の犬を全頭引取りをすることにしました。
これにより、広島の殺処分0が実現されます。
犬たちの命を守るためにご支援をお願いします。
※毎月継続のご寄付と都度のご寄付がお選びいただけます。
※ソフトバンクのページに移動します。
元捨て犬・夢之丞のはなし
熊本震災での活動
出典 : Peace Wanko Japan
熊本県での地震発生を受け、NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、公益社団法人Civic Forceと緊急合同支援チームを組み、レスキュー隊員12名と災害救助犬2頭を現地に派遣しました。
4月15日には益城町で、16日には南阿蘇村で生き埋めになっている方々がいるとの情報を聞き、消防や警察、自衛隊と協力して捜索活動を行いました。
関係者の声
寄付のお願い
皆さまのご寄付は、新しい飼い主が見つかるまでの飼育費(食事代、医療費など)や災害救助犬・セラピー犬の育成、正しい飼い方や動物愛護の意識を広めるための啓発活動などになります。
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■お支払方法※ソフトバンクの方は、毎月の携帯電話料金とともに寄付ができます。ソフトバンク以外の方はクレジットカードを利用した寄付となります。
ピースワンコ・ジャパンについて
ピースワンコ・ジャパンは、1996年から国内外の災害支援活動を行ってきた認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが、人と犬の助け合いを通じた地域の活性化を目指し、災害支援のパートナーである犬を育て救う活動として行うプロジェクトです。
ピースワンコ・ジャパンは犬の殺処分ゼロを目指し、災害救助犬やセラピー犬の育成、捨て犬や迷い犬の保護・譲渡に取り組んでいます。
正式名称: 認定NPO法人ピースウィンズ ・ジャパン
所在地: 広島県神石郡神石高原町近田1161-2 2F
連絡先: TEL : 0847-89-0885
WEBサイト: http://peace-wanko.jp/