障害児を持つ母親は、保育園に子どもを預けることができず、働く事を希望しても働けません。 この現実に直面した家庭に、インタビューを行いました。

「ルイくん」のはなし



【「明日生きているかわからない」記憶のない1週間】

 息子(ルイくん)の病気は妊娠5ヶ月の時に判明しました。医師には病気が深刻なもので、生きて産まれてくるかどうかわからないと言われました。

 出産後は本当に壮絶でした。生きるために必要な「自分で呼吸ができるかどうか」「おしっこがでるかどうか」といったことを一つ一つクリアしては次の心配が出てくる日々。明日も生きていてくれるのかがわからない状態が1週間続きました。この時のことは壮絶過ぎたのかあまり記憶に残っていません。

【職場復帰への立ちはだかる壁】

 半年の入院生活を経て、在宅で経管栄養(鼻に入れたチューブから直接胃に栄養を入れる方法)と透析を行うようになり、1年の育休はあっという間に過ぎていきました。半年の延長を会社に認めてもらったものの、区の認可保育園では医療的ケアの必要な子どもの受入は難しいと言われてしまい、仕事に復帰できるとはとても思えませんでした。

そんな折に母が「障害児専門保育園(ヘレン)開園」の新聞記事を見つけてきたんです。

【ヘレン入園そして卒園へ・・・】

イメージの湧かない障害児専門の保育園に当初は正直不安が多かったもの、心配は無用でした。むしろ息子がどんどん子どもらしくなっていき、それまで医療的ケア最優先だった毎日が、子育てらしく楽しくなっていきました。

子どもたちそれぞれに、きめ細かく対応してくれるのもヘレンの魅力です。

認可保育園への転園も、ヘレンでの成長があったからこそ、チャレンジしてみようと決意しました。新たな悩みにも沢山直面すると思いますが、子供と一緒に悩み、成長していけたらと思っています。

障害のある子を持つ母親が抱える、多くの課題



①働く事を希望しても、働くことができない

全国の健常児を持つ母親の常勤雇用率が34%(厚労省調べ)あるのに比べ、障害児の母親の常勤雇用率はわずか5%、7分の1しかありません。子どもを預ける場所がないために、就労を希望しながらも、働けない障害児の母親が潜在的に存在します。 (障害(児)者の家族の健康・生活調査大阪実行委員会調べ)

②障害がある子どもを預かれる場所が少ない。

日本では医療的ケアを必要とする障害のある子どもを預かれる施設が限りなく少ないという現状があります。特に「障害児の受け入れ」「長時間保育」「医療的ケアの実施」のすべてを行える施設はほとんど存在しません。

障害というハンディキャップがある子どもを育てるため、働きたくても子どもを預けることが できず、親子は経済的に厳しい状況に置かれる、という悪循環が起きてきます。

認定NPO法人フローレンスさんは、この障害児保育問題解決するため、「障害児保育園ヘレン」を2014年9月、東京都杉並区に開園しました。

■障害児保育園ヘレン■

日本で数少ない「障害児の受け入れ」「長時間保育」「医療的ケア」のすべてを実現した保育園です。

理学療法士、作業療法士、看護師、保育士など専門のスタッフが連携しながら、子どもたち1人1人の発達や症状に応じた保育を行っていきます。

障害児保育園ヘレンには、現在13人の子どもが入園しています。




このような取り組みによって、認定NPO法人フローレンスさんは、障害のある子どもを持つ母親が働くことができる環境作りに取り組んでいます。

しかし、重症心身障害児や医療的ケア児など障害のある子どもを育てる保護者からの相談は後を絶たず、 まだまだ費用が圧倒的に足りていないのが現状です。

1日50円(月1,500円)から、障害児保育問題の解決に貢献できます。

認定NPO法人フローレンスさんは、障害児保育園ヘレンの2園目の設立をはじめとし、障害児訪問保育や、ひとり親家庭の支援、赤ちゃんの虐待死問題など、子ども・親子を取り巻くさまざまな社会問題の解決に挑戦しています。

新しい取り組みの立ち上げや運営には費用が必要ですが、 NPOは株式会社と違って資金調達ができません。

制度のはざまで置きざりにされてきた課題を解決し、 厳しい状況を余儀なくされている人たちを助けるためにも活動資金の下支えは不可欠です。

毎月、継続的にご支援いただけることで、活動を安定して運営することができ、 新たな社会問題の解決活動の立ち上げもスピード感をもって取り組むことができます。

あなたも、ぜひご支援をお願いします。


※ご寄付は寄付金控除の対象となります。




寄付はこのように役立てられます



あなたのご寄付は、障害児保育園ヘレンの運営費および医療器具・遊具の購入費として役立てられます。

ヘレンでは、子どもが安心して過ごせ、医療的ケアを必要とする子どもの保育に対応できるよう、保育スタッフ・看護師・作業療法士・理学療法士がチームを組み、保育を行っております。

ご寄付はこれらのスタッフの採用・研修費および施設維持費として使用いたします。ご寄付によって園の運営が安定することで新たな地域にヘレンをオープンすることが可能となります。



障害児訪問保育では、安心・安全な保育を行うため、看護師だけではなく、保育スタッフ全員が医療的ケアについて十分な知識・技能を有しておく必要があります。

そのため、実際に保育サービスを行う数ヶ月前からスタッフを雇用し、研修によって育成します。

また、アニーを必要とするご家庭が多く、スタッフが足りていないため、ご寄付はこれらの研修・育成費およびスタッフ採用活動費として使用いたします。

障害の有無にかかわらず、すべての子どもが保育を受けられ、保護者が働くことを選択できる社会の実現のため、あなたもご協力をよろしくお願いします。


※ご寄付は寄付金控除の対象となります。


寄付額の最大50%が戻ってきます

フローレンスは「認定NPO法人」のため、フローレンスに対する寄付は「寄付金控除(税額控除)」の対象となり、確定申告を行うことで寄付金額の最大50%が税金から控除されます。

※確定申告の際、毎年2月初旬にお送りする「寄付領収書」が必要となります。

※クレジットカードでのご寄付は、クレジットカード決済代行会社から、フローレンスへ入金された日(=入金日)となります。ご寄付を決済した日付の約2ヶ月後がフローレンスへの入金日(=領収日)となります。




認定NPO法人フローレンスとは?

代表メッセージ
認定NPO法人フローレンス 代表理事 駒崎弘樹


私たちは社会問題の最前線にいます。

1つの社会問題に対する解を見つけ、それを小さく実践し、大きく育て、やがて制度に反映させることで多くの人が助かります。そうしたプロセスの中で、出会うのです。

また新たな社会問題に。社会問題とはすなわち、困っている人々の顔です。ある人は子どもが熱を出した時に、誰も助けてくれない。ある人は子どもを預ける保育園がなく、仕事に復帰できない。

ある人は、子どもに障害があるというだけで、保育園に預けられない。こうした人々と出会う度に、私たちは思います。「何とかしなきゃ」と。

けれど何とかするためには、アイディアとお金が要ります。アイディアは何とかなりますが、お金は常に足りません。そんな時に、皆さまからの応援のお気持ちがこもったご寄付をいただけることで、我々はアイディアを形にできます。

そして、そのアイディアは、困った誰かの顔を、笑顔にすることができます。これからも、我々は1つでも多くの困った顔を、皆さまと共に笑顔に変えていきたい。変え続けていきたい。

どうか、皆さまの力を貸してください。
共に走っていきましょう。まだ見ぬ誰かの笑顔のために。

フローレンスは運営組織及び事業活動が適正であること等、一定の要件を満たすものとして、 東京都から認定を受けた「認定NPO法人」です。

団体名: 認定特定非営利活動法人 フローレンス(認定NPO法人 フローレンス)
所在地:〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-3-7 秋穂セントラルビル2F

事業
・訪問型病児保育事業
・おうち保育園事業
・伝える変える事業
・ひとり親家庭支援(寄付会員制度)事業
・働き方革命事業
・コミュニティ創出事業
・被災地支援事業
・障害児保育事業

連絡先:
TEL : 03-5275-1163 (代表)
WEBサイト:
http://florence.or.jp/


障害の有無にかかわらず、すべての子どもが保育を受けられ、保護者が働くことを選択できる社会の実現のため、あなたもご協力をよろしくお願いします。

※ご寄付は寄付金控除の対象となります。


寄付額の最大50%が戻ってきます

フローレンスは「認定NPO法人」のため、フローレンスに対する寄付は「寄付金控除(税額控除)」の対象となり、確定申告を行うことで寄付金額の最大50%が税金から控除されます。

※確定申告の際、毎年2月初旬にお送りする「寄付領収書」が必要となります。

※クレジットカードでのご寄付は、クレジットカード決済代行会社から、フローレンスへ入金された日(=入金日)となります。ご寄付を決済した日付の約2ヶ月後がフローレンスへの入金日(=領収日)となります。