アフリカ・ウガンダに生まれたデリック。
デリックが8歳の時に両親がエイズで亡くなり、ひとりぼっちになりました。

その後、親戚のおじさんとおばさんに引き取られましたが、彼らには実の子どもがいました。実の子どもたちは学校に行き大切に育てられましたが、デリックは学校に行かせてもらえませんでした。

そして、家で掃除をしたり、水くみや火起こしなど働かされてばかり。食事はいつもおじさん家族が食べ終わった後に残り物をもらって、1人で食べていました。

デリックは周りから、「悪魔の子」と呼ばれ疫病神のように扱われていました。

デリックは、ずっと思っていました。

どうしてみんなボクを避けるの?
どうしてのけ者にするの?
ボクが悪魔の子だから?
ボクが悪い子だから、お父さんお母さんも死んだの?

ある日、同じ地域で活動していたプラスの拠点にデリックはやってきました。

いつ洗ったか分からないようなボロボロの服。
いつお風呂に入ったかも分からない汚れた体。
靴も履いておらず、英語もほとんど話すことができなかったデリック。

はじめは、目も合わせることができず、小さな声で自分の名前を言うだけで精一杯でした。

そして少しずつ話をすると、デリックはこう伝えてくれました。

「学校に行きたい」

そして、プラスが支援をしている学校の校長とウガンダ人のスタッフ、デリックのおじさんおばさんと話をして、プラスの支援を受けデリックは学校に通うことが出来るようになったのです。

数か月後、目を合わすこともできなかったデリックが、覚えたての英語でキラキラした笑顔で話をするようになりました。

そしてプラスのスタッフに、毎日勉強が楽しいこと、友達ができたこと、支援を受けることで毎日楽しく暮らせるようになったと話してくれました。

あれから10年。

デリックは学校を卒業したあと仕事にも就き、奥さんと0歳の子どもと3人で幸せに暮らしています。


エイズ孤児支援NGO・PLASの活動により、幸せに暮らせるようになった子どもたちがたくさんいます。

しかし、デリックのように差別され、孤独に生きるエイズ孤児は、アフリカに1500万人もいるのです。


エイズ孤児支援NGO・PLASさんへ支援することで、デリックのような子どもを1人でも多く助けることができます。


スマホで100円から、デリックのような子どもを救うことができます。



エイズ孤児支援NGO・PLASは、エイズ孤児が多く暮らすウガンダとケニアで、学校に通えるように就学支援をしたり、HIV/エイズやエイズ孤児への偏見をなくすために、地域の人向けのワークショップも行っています。

子どもたちが学校に通い自立できるように支援し続けるためには、皆さまからのご支援が必要です。

現在、プラスをスマホで100円から気軽に支援できるサポーターを募集しています。2014年から始まった取り組みで、すでに多くの方にご支援を頂いています。あなたの月々のご寄付によって、子どもたちに寄り添った長期的で計画的な支援が可能になります。
皆様のご寄付は、エイズ孤児の教育支援や、ワークショップの開催、エイズ予防教育などに大切に使わせていただきます。

あなたもデリックのように笑顔で生きるエイズ孤児を増やすために、ご支援をお願いします。

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※毎月継続のご寄付と都度のご寄付がお選びいただけます。
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孤児の4人に1人。20年で20倍以上に増え続けるエイズ孤児

現在、アフリカのサハラ以南のエイズ孤児の数は1500万人。それは、東京都の人口を超えています。?

子どもたちは、エイズで親が亡くなった後、親戚や地域住民に引き取られることが多いのですが、引き取られた先でデリックのように差別を受けたり労働を強いられたりして、教育を受けられなくなってしまうケースが多くあります。?

その結果、HIV/エイズの予防法を知らないまま生活し、自身もHIVに感染してしまい、新たなエイズ孤児を生み出してしまうという悪循環が存在するのです。

1990年のサハラ以南アフリカにおける孤児のうち、エイズ孤児の割合はわずか1%でしたが、2005年にはこれが25%に上昇しています。

従来、大人の問題とされてきたHIV/エイズの脅威は、今、子ども達にも迫っているのです。


エイズ孤児支援は、広がっています


アフリカでは、現地でエイズ孤児支援をする学校や現地NGOがありますが、資金が足りず運営が困難になることが多くあります。

プラスは、そんな学校や現地NGOをサポートすることで子どもたちを支援しています。

これまでに3つの小学校を支援し、11の教室を建設、改築。320名の子どもたちが新たに学校に通えるようになりました。

エイズ孤児支援のための取り組み

エイズ孤児問題を解決するには、今いるエイズ孤児への支援と、エイズ孤児やHIVに感染する子どもをこれ以上増やさないためのエイズ予防教育の2つが必要です。

①今いるエイズ孤児への支援
差別を受け、学校に通わせてもらえなかったりと、困難な状況にあるエイズ孤児が教育を受けられるように支援しています。ランドセルやノートをあげる、といった直接的な支援ではなく、学校が子どもを支援できるようにするために学校運営の財政的なサポートをしたりと、長期的な支援を行っています。

②周りの人のHIV/エイズに対する理解
エイズ孤児が差別を受けるのは、人々にエイズに対する知識がないためです。そこで、HIV/エイズやエイズ孤児への偏見をなくすために、地域の人向けのワークショップも行っています。


③エイズ孤児を増やさないためのエイズ予防教育
エイズの正しい知識や予防法を知ることで、新たなHIV感染を防ぐことができます。エイズの蔓延を防ぐことで、エイズ孤児になってしまう子どもを減らすことができます。プラスは、HIVの蔓延を防ぐため、またエイズ孤児への差別解消を目指してエイズ予防教育を展開しています。


この活動により、多くの子どもたちが学校に通い、笑顔で生きることができるようになりました。しかし、まだなおエイズ孤児はうまれ、孤独に生きている子どもたちがたくさんいます。

さらに多くの子どもたちを救うために、あなたもご支援お願いします。

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私も応援します!


エイズ孤児支援NGO・PLASとは?

NGO・PLASは、日本初のエイズ孤児に特化したNGOで、2005年12月に設立されました。ウガンダ共和国、ケニア共和国の2ヶ国で、エイズ孤児の教育支援活動やエイズ啓発、エイズ予防などに現地団体と共に取り組んでいます。

団体名:
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS

所在地:
〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7F

連絡先:
TEL : 03-6803-0791 (代表)
[email protected]

WEBサイト:
http://www.plas-aids.org/?

あなたの支援で、子どもたちの未来が変えることができます。

子どもたちが学校に通い卒業できるように支援し続けるためには、皆さまからのご支援が必要です。

現在、プラスをスマホで100円から気軽に支援できるサポーターを募集しています。

あなたのご寄付によって、子どもたちに寄り添った長期的で計画的な支援が可能になります。

ご支援よろしくお願いします。

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