提供:国際連合広報センター
フランシスさんは奥さんと共に、2006年から多くの紛争や革命から逃れてきました。それらから逃れるために、3ヶ月間、サハラ砂漠を抜けて約5000キロ移動するという旅をしました。(北海道と沖縄の直線距離でも2500キロ)
フランシスさんの仲間の一人が携帯で撮影をした様子には、砂漠を越えられなかった人々の遺体が無残に残っています。
「砂漠にいるときには・・・、自分の尿さえ飲む覚悟がいります。水が全然ないんですから。」
長い旅の果てに、イタリアに難民としてたどり着くことができました。
「あの時逃げていなかったら、今頃は生きていなかったでしょう。」