実績豊富な警察犬として何年も働いた警察犬。

米ニュージャージー州の警察署で任務にあたっていたジャーマンシェパードの「ジャッジ」。

9歳のジャッジは2007年からの6年間、警察犬として職務を遂行し、現場に出た回数は280回、逮捕した人数は150人。

しかし、体調不良のため2013年に現役を引退。

その後、クッシング病と診断され投薬治療を受けていたが2014年の夏頃から健康状態が著しく悪化し、手の施しようがない末期状態であったことが明らかになったのです・・・

衰弱のため、自力で歩くことは不可能だろうと思われていたジャッジでしたが、車で病院に到着すると、最後の力を振り絞り警官たちが整列し敬礼する前を自分の足で歩き、病院へと入っていきました。

口にはお気に入りのおもちゃを加えていたそうです。

ウエストデットフォードの警察署はFacebookでジャッジへ感謝の言葉を捧げています。

"He was a true asset to our department and will be forever missed. RIP Judge, gone but never forgotten! "

『ジャッジは我が署の偉大なる財産であり、永遠に惜しまれるであろう存在です。ジャッジよ、安らかに。我々は君を忘れない!』

厳しい訓練をくぐり抜け、人間に貢献してくれた犬を誰もが忘れることはできません・・・