■5年前のあの日。千尋ちゃんに起きたこと。

5年前の千尋ちゃん
提供: 認定NPO法人カタリバ

(地震があった)そのときは自分はインフルエンザで家にいて、お母さんは用事があってちょっと出かけていました。

そして地震が起こって、隣のおばあちゃんとか近所の人たちで車に乗って待っていたら、遠くに見える家が動いてきて、逃げろって言われて、上の方に、坂の方に走りました。

車には6人くらい乗っていましたが、自分の一個上の男の子と自分は若いから逃げられたんだけど、他のおばあちゃんとかは津波に飲み込まれてしまって、その中の一人のおばあちゃんはフェンスにつかまってなんとか助かったけど、他は亡くなってしまった。

おじいさんも近所に住んでいて、近くの人に情報を聞いても、生きてるか亡くなっているかわからなくて、しばらくたって、おじさんのいる名取のほうへ一旦避難してから女川へ戻った。

おじいさんとおばあさんは見つからなくて、今はおばあさんの遺体は見つかったけど、おじいさんの遺体は見つかっていません。

そのときはおじいさんとかが心配って気持ちは、自分のことを守ることでいっぱいいっぱいだったけど、後から考えてみれば、あのときに会ったのが最後だったんだなって感じます。

■コラボ・スクールとの出会い。そして将来の夢。

現在の千尋ちゃん
提供: 認定NPO法人カタリバ

前の校長先生が「ここに塾ができたらどう思う?」と聞いてきて、「いいと思うかな」という感じの答えを出して、しばらくしてから本当に塾(コラボ・スクール)ができて、お母さんが申し込んだ。

震災で、いろんな塾がなくなった中、元の校舎をいかして塾ができたらみんな助かる。

自分が思っていたより、大勢の方からの支援でやっていたので、びっくりした。

小学生だけではなくて、中学生、高校生も通い続けているという、それほど素晴らしいものがあるんだな。

先生という感じじゃない。

いろんなところから来ていて、方言も違うし。

友達じゃないけど、先生みたいな気を使わなくていいし、気を楽にして話せるし、その上勉強も教えてくれ、塾とは違う感覚かな。

日本だけじゃなくて、他の外国の方との交流もたまにあったりするので、自分の世界を広げる場っていうか、そういう感じです。

将来の夢は看護師さん。田舎とかそういうところで、大きい病院も隣町にいかなくてはならないような場所で、みんなに頼られる看護師さんになりたい。


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■「震災があったから、夢をあきらめた」という想いを抱かせないために

提供: 認定NPO法人カタリバ

千尋ちゃんの様に、津波で家を流され狭い仮設住宅に住むなど、学ぶ場を奪われた子どもたちに、学習指導と震災で傷ついた心のケアを行っているのが、認定NPO法人カタリバさんが、行っている「コラボ・スクール」です。

震災で失ったものへの気持ちをバネに、学びに打ち込んだ子ども達。

「これまで勉強できなかった分を取り返したい」
「家も教科書も流されたけど、応援してくれる人がいたからがんばれた」
「ここで集中して勉強して、消防士になる夢を叶えたい」

2012年度は、中学3年生124名のうち97%が第一志望校に合格しました。


全国の方々からの応援を力に、震災の体験を悲しみを強さに変えて、将来への一歩を踏み出すことができました。

「支援されるだけを卒業して、支えてくれた人に恩返ししたい」
「町の復興のために、私たちもできることがしたい」

このように話し始めた子どもたちの想いを受けて、プロジェクト学習をスタート。

「コラボ・スクール」は、 未来の復興を支えるリーダーを、東北の地から育てることを目指しています。


東日本大震災から4年以上経った今でも、女川町・大槌町には被災の爪あとは強く残っています。子ども達にとって安心して学べる環境を整えられるよう、「コラボ・スクール」は長期的に支援を続けていきます。


■毎月1,000円~「コラボ・スクール」を支える「サポーター」たちの存在

しかし、「コラボ・スクール」の活動自体を続けていくのは、経済的にも容易ではありません。

そんな「コラボ・スクール」の活動を「お金」と「気持ち」で支えているのが、毎月1000円〜のご寄付によるサポーターの方々です。現在20~70 代まで多様なバックグラウンドをもった、1500名以上の方々が参加しています。
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多くのサポーターに支えられた「コラボ・スクール」にて、学びの機会をつかんだ被災地の子どもたち・全国の高校生は、将来の夢に向けて着実に歩んでいます。


あなたも、「震災があったから、夢をあきらめた」という想いを抱かせないために、サポーターになりませんか?

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■認定NPO法人カタリバさん詳細

NPOカタリバさんは、その運営組織及び事業活動が適正であること等、一定の要件を満たすものとして、東京都から認定NPO法人に認定されています。


また、多くのメディア掲載実績や企業との連携実績があります。



■1日33円〜の寄付で、被災地の子どもたちにチャンスを与えてください

認定NPOカタリバさん  サポーターについて


サポーターの方には、認定NPOカタリバさんから、メールや郵送などで日常的に活動の報告・御礼の連絡、事業報告会や発表会への招待など、報告・交流の場を定期的に用意されています。

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