犬を動物保護施設へ投げ捨てる非道な飼い主の映像
引用:Youtube

これはスペインのとある動物保護施設の監視カメラの映像です。そこへ一台の車が止まり、ペットとおぼしき犬を連れて出てきたと思うと、次の瞬間信じられない光景が・・・。なんと、犬を施設内へ放り投げようとしたのです。

しかし、予想以上に柵が高かったためか、届きませんでした。

そして今度は車からもう一人の男性が出てきて、二人がかりで無理矢理犬を施設内へ捨てたのです・・・!!!


いきなり知らない場所に放り込まれた犬はどうしていいか判らず、逃げるように去っていく車をただただ見つめることしかできませんでした。。。


実は日本でもペットの殺処分が社会問題となっている
引用:morgueFile

環境省の統計によると、平成25年度に殺処分された犬・猫の数は138,268匹。

数自体は年々減少してはいるものの、まだまだ多くの命が失われており、その多くが人間の身勝手が原因です

ペットショップへ行けば、好きな犬・猫が気軽に買えます。チワワやミニチュアダックスなど、ブームに合わせてペットは高値で取引されるため、子犬や子猫も商品としてどんどん"作られます"。

そして残念な話ですが、興味本位で購入する人や、飽きたから、懐かないからといってすぐペット捨ててしまう人もいるのです。

しかし、ペットはオモチャではなく、一つの命です。私たちはどのように動物と付き合っていけばいいのでしょうか・・・


失われる命は、私たちの手で救うことができる
引用:morgueFile

保健所で保護された犬や猫は、しばらくの間引き取り手を募集しています。

つまり、犬や猫をペットショップで探す代わりに、保健所で殺処分される前に引き取ることで、失われる命を救うことができるのです。
また、商品として扱われるペットが売れなければ、それだけ無理矢理作られる赤ちゃんも減ります。

また、ペットを飼うということは、命を扱う責任を持つということです。

飼い主になるためには、最後の最後まで面倒を見る覚悟が必要なのです。

物のように扱われる犬や猫のことを、私たち一人ひとりが考えることができれば、きっとこの問題は解決できるのです。

日本でも、例えば、「NPO法人犬と猫のためのライフボート」など犬や猫を保護して譲渡する活動をしています。