スマホ1台で簡単に風俗店を予約できるようになり、性産業の”洗練化”が進んでいます。

一方で、自らが望んでいないにも関わらず、“商品”としてそこで被害を受けている女性・子どもたちがいること、そしてその人たちの気持ちを想像したことはありますか?

NPO法人ライトハウス代表の藤原志帆子さんは、この性の商品化の問題について、被害者を救える可能性について語りました。


現代の奴隷制と呼ばれる“人身売買”が、日本でも多く行われているという事実


藤原さんは、アメリカ在住中にワシントンD.C.にある人権団体「ポラリスプロジェクト」で活動をしている中で、こんな体験をしたそうです。

私はこの活動の中で、私と同世代のある韓国人の女の子のお世話をするということがありました。

彼女はアメリカに人身売買され、売春をさせられて、そして私たちの団体に救助されました。

なんとその前には東京へ人身売買され、東京の上野で売春をさせられていました

その後にアメリカに転売されて、そこで私たちが介入したわけです。

彼女は片言の日本語を話しました。
そこで私たちは一緒に時間を過ごしたんですけれども、目の前で笑っている彼女は、私たちの国・日本に対してはものすごくものすごくつらい気持ちを持っている。

彼女にとって私の大好きな国・日本というのは、悲しみと怒り、そんな感情であふれる対象であるということで、すごくつらい思いを感じた、そんな時間でした。



コーヒーを飲みたい時に飲むように、安易に誰かの性を買っている現代社会


今、日本では、スマホでネットショッピングをするように、デリバリーヘルス、エスコートサービスを注文することができます

女の子の画像をスクロールして、選んで、ホテルを選んで、それから会う時間を決めて、数十分後にはその女の子がその男性のいるホテルやお家にデリバリーされている。

藤原さんはそのことを「非常に洗練されている産業である」と表現しました。

でも、その裏には、人身取引の被害者が大勢いることが容易に想像できます

ライトハウスさんは、現在日本で約54,000人もの人身取引被害者(性的搾取のみ)がいると推測しているそうです。

日本でも、国籍・年齢・性別問わず様々な人が被害に巻き込まれていることを考える必要があるのではないでしょうか。

商品化された性が一般的に溢れ、容易に手に入り、そして無秩序な商品化が進み、人身取引が加速してしまう社会。

もしくは、子どもたちと一緒に性と向き合い、そして親密な関係を築くということを一緒に考える、そんな社会。

みなさん、私たちは一体どれぐらい、これから私たちの性を商品化していくのでしょうか。少し考えてみませんか?


ライトハウスさんは、人身取引被害者の救済を専門に行う、日本で唯一のNPOとして、日本を「人身取引のない社会」にすることを目指して活動をしています。

ぜひライトハウスさんの活動を、無料で応援してください。

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あなたは、予防接種によって防ぐことのできる病気で、年間150万人もの子どもの命が失われていることをご存じですか?

提供: 公益財団法人日本ユニセフ協会




世界中の子どものうち、約5人に1人の子どもが、命を脅かす感染症に対する予防接種を受けることができません。
貧困により病院に行くことができない、村に病院がないなど、その理由は様々…。
世界の子ども達の現状
■5歳未満の子どもの死亡のおよそ29%が、予防接種によって防ぐことができます。
■年間1,500万人の子どもたちが、現在推奨されているワクチンによって予防可能な病気で、命を落としています。
■5歳未満の子どもの死亡のおよそ29%が、予防接種によって防ぐことができます。
■2010年だけで、5万8,000人の新生児が破傷風により命を落としています。
■はしかによって命を落とす子どもは、毎日330人にも及び、その多くがアフリカとアジアの子どもたちです。

今なお、予防接種を受けることができず、治るはずの病気に感染することにより、命を失う子ども達が後をたちません。

もしすべての子どもたちが今あるワクチンで予防接種を受けることができたなら、
2011年から2020年の間に、およそ2,500万人の子どもの命を守ることができるといわれています。




このような状況に対し、ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)さんは、貧困層の子ども達に予防接種のワクチンを届けるための活動をしています。
予防接種によって毎年200~300万人の子どもたちが、ジフテリアや破傷風、百日咳、はしかなどの命を脅かす感染症から守られています。


ユニセフの活動
■ユニセフの活動によって、毎年、推計2~3百万人の子どもたちの命が、ジフテリアや破傷風、百日咳、はしかなどの命を脅かす感染症から守られています。
■予防接種により天然痘が根絶され、ポリオに関しても根絶まであと一歩のところまできています。
■世界で最も感染力が高い感染症の一つであるはしかによる死亡率は、2000年から2012年の間に78%低下、予防接種によっておよそ1450万人の命が守られたことになります。




しかし現在もワクチンで予防可能な病気により命を落とす子ども達は年150万人にのぼり、子ども達を守るためには一刻も早く、予防接種を施すことが必要です。

「すべての子どもに予防接種を届け、救える命を救う」ことを目指して活動しているユニセフさんへ支援することで、 イサクのような悲劇を食い止めることができます。


あなたのご支援が、世界の子どもの命を守ります。


ユニセフさんは、世界最大のワクチン供給者として、100カ国以上の子ども達のために、数十種類におよぶワクチンを調達しています。
また、灼熱の砂漠や険しい山道、災害被災地や危険を伴う紛争地など、どんな場所にも、ワクチンを届けます。
さらに、病院がない農村部でも、予防接種を受けることができるように、
正しい知識と処置スキルを持つ保健員を育成・派遣しています。



ワクチンの共有・遠隔地への輸送・保健員育成のためには、皆様からのご支援が必要です。
現在、1日30円(月額1,000円)といった気軽な金額でユニセフの支援を始めることができます。
こども達の命を守るため、ユニセフにご支援しませんか?



あなたのご支援が、世界の子どもの命を守ります。



1日30円(月1,000円)で助かる、子どもたちの命があります。

あなたの毎月のご寄付によって、長期的な計画が可能になり、より多くの子ども達にワクチンを届けることができます。



貧しい子ども達が1人でも多く予防接種を受けることができ、治るはずの病気で命が奪われることのないよう、あたなのご支援をお願いします。


あなたのご支援が、世界の子どもの命を守ります。







ユニセフとは?
ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)は、1946年設立の、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関です。
すべての子どもたちの権利が守られる世界を実現するために、世界150以上の国と地域で、保健、栄養、水・衛生、教育、HIV/エイズ、保護、緊急支援、アドボカシー(政策提言)などの活動を実施しています。


ユニセフとユニセフ協会
ユニセフの活動は、国連本体から財政的支援を受けることはなく、すべて個人や民間のみなさまからお預かりした募金と、各国政府の任意の拠出金により成り立っています。
ユニセフは、そうした民間からの募金を推進するために、1950年代よりヨーロッパを中心に、各国でのユニセフ協会(国内委員会)の設立に取り組みました。
1955年に設立された日本ユニセフ協会は、現在先進国を中心に36の国と地域で設置されているこうした各国ユニセフ協会(国内委員会)の一つです。

募金の流れ
各国のユニセフ協会にて集められた募金は、ユニセフニューヨーク本部にわたり、開発途上国の活動計画に基づいて募金の使いみちを決めます。

 

助かるはずの病気で命を落とすことのないよう、世界中の子ども達に予防接種をを届けるには、皆さまからのご支援が必要です。

現在、1日30円(月額1,000円)といった気軽な金額でユニセフの支援を始めることができます。
あなたの毎月のご寄付によって、長期的で計画的な支援が可能になります

子ども達を救うため、あなたのご支援をお待ちしております。



あなたのご支援が、世界の子どもの命を守ります。