バングラデシュ南東部コックスバザールではモンスーンが吹き荒れ、ミャンマーから避難してきた約92万人の子どもや大人が生活するロヒンギャ難民キャンプは、足首深くまで浸るほどの泥や汚染された湖に変わりました。 豪雨や強風、地滑りで、竹やプラスチックで作られた脆弱な仮設住居2,000棟以上が破損しました。またトイレの損傷により、溢れでた排泄物と雨水が混ざり合うことによって発生する感染症リスクの増加や、道路アクセスが制限され、食料や生活必需品を届けることがさらに困難になると報告されています。
セーブ・ザ・チルドレンをはじめとする国際NGOと国連との合同対応計画は、現在の子どもたちの栄養不良の状態を考慮すると、モンスーン期の大雨などによる衛生環境の悪化で病気流行し、数千人の子どもたちの命が奪われる危険性があると警告しています。

この度は、キャンペーンに興味を持っていただきありがとうございます。
2017年8月25日以降、ミャンマー・ラカイン州における暴力の激化を受け、多くのロヒンギャの人々が家を追われ、隣国バングラデシュへ避難しています。
子どもたちの栄養不良の状態は深刻で5歳未満の子ども6人に1人が急性栄養不良に陥っています。 さらにモンスーンの到来により、人々の命を危機にさらす、新たな緊急事態が発生しています。 バングラデシュのスタッフは現在、ヘルスポスト（簡易的な診療施設）の運営が継続できるよう活動を続けています。 私たちの最優先事項は、家族の命や、仮設住居、重要なインフラを守り、すべての支援サービスが、子どもにとって安全に継続できるようにすることです。
セーブ・ザ・チルドレンは、今この瞬間も、現場で、命の危機に瀕している子どもたちの命を守るために活動を行っています。
今回、みなさまに参加していただくと、おひとり様のご参加ごとに10円の支援金で、ロヒンギャ難民の子どもたちを支援するキャンペーンを、サポーター企業（gooddo様）と実施することになりました。1人でも多くの方にご協力いただければ幸いです。